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昨日は、午前中がカラオケ講座、午後は健康ボイストレーニングのグループレッスンでした。

午前中のカラオケ講座はラスト回で、1人づつ2コーラスまでソロで歌って仕上げます。
課題曲は 「ノラ / 門倉有希」
この曲は3連の曲で 1拍の中に♪が3つ入るリズムなんですね。

1拍  2拍   3拍   4拍
いくら/ さんま / キウイ/ みかん という感じです。

歌詞が「口語」っといってしゃべり言葉の歌詞なのでリアルにしゃべっている感のバラードです。
この時のコツは、ポップスで使う促音「っ」を使うと良い効果がでます。
歌詞に「っ」をつけてみます。「。。」は息を吐く感じのイメージ

『ノラ』
やめてっ 下手なうっそ。。
抱いてっ 今はたあっだ。。
雨に濡れたノぉっラあーー
帰りっついた。。あんた。。。

ここからはリズムにのって歌う
 いい女なら 割り切ってあげるわ
誰となく惚れてないと
駄目ねっ 駄目なっひとなぁのぉ。。

好きよっ 好きよ すうっきいーー
愛は一人芝居ーーー

ざっと書いてみましたがこんな感じです。

これを元にして歌うと不思議とリアルな感じがでるのとリズムがはっきりしてきて歌いやすくなります。
べた~とした感じになりません。

もちろん曲や歌詞によっても違いはでてきますが、もし変化を求めてみたいなら是非実験してみて下さい。



# by linaxjp | 2022-08-27 12:18
先日、実力派声優のAさんの歌唱レッスンがありました。
この方も作詞作曲して、自分でレコーディング、ミックスまでやってしまうツワモノです。
すごい!何でもこなしちゃうんですね。とても勉強家な声優さんです。

曲は『Bad Bad / Awich』



最近の曲はワンフレーズに対する字脚も多いしそれでいてテンポも速いですね。

結構上手に歌っています。歌の雰囲気もあるし、リズムノリも良いです。
でもアドバイスするとしたら、ちょっと言葉のノリが少し遅れがちなのですね。そこを直したいと思います。

原因は
1、発音に合わせて口を開けすぎる
2、フレーズの最後がちょっと伸びる
3、出す声が全部当たっていてふくらみが無くなりがち

それを修正するには
1、については、喉の奥さえしっかり開いていれば発音は口の形ではないので響きそのものを鼻腔にあてて歌う。
その分、息を鼻に通しながら歌うのだけど、その時に子音を舌の動きだけ活発にさせて歌う。
2、についてはブレスのタイミングが遅いので長く吐き出した(=呼気)後、吸う息(=吸気)を瞬発で行う
つまり Ha-----------VHa--------------V
V=ブレス位置 ブレスした瞬間にすぐ声を出す。 この時間0.5秒 これを「裏ガチョンの方程式」と言います(←私が勝手につけている名前)↑ これはちょっと難しいのですが練習次第で出来るようになります。
要するにブレスのタイミングが遅かったり、フレーズのキレが長いとリズムに遅れるのです。 
そしてフレーズの最後は促音って言って小さい「っ」。
「っ」が大きく歌われるとこれをシャウトといいます。小さいシャウトをするんですね。

あ、でもこれ、先日レッスンした外国人(英語圏)女性のレッスンにも当てはまりましたね。
もう最近の曲はみんなこれです。つまりは小さい「っ」の使い方が出来ればカッコよく歌えるんです。
これをマスターすればホント怖いものなしです。

3、については、まず息声(もちろん腹圧で支えておくのは必須)を出して鼻でメロディーを歌う。
息の向きは下げず上向き。そしてこれに1が加わるとすごく雰囲気のある声になります。

しかしAさん、声優さんだけあってさすがです。声の響くポイントから子音の取り方までその場で習得していきます。
もう2、3回ポイントを絞って歌うとすぐ歌えて、とくに2、のブレスのタイミングが鋭くなっています。
「凄く良くなったじゃない!特にブレスタイミングが短くてメチャいい!」と私。。
「以前、りな先生がブレスのタイミングをもっと短く早く!と言われたので練習したんです」
そーーーなのか!そうだったのかーー! 私結構イイこと言っていたんだ~!
(はーー、ブレてなくて良かった~。。。心の中の声)

そう、ブレスタイミングが早く短い事と「っ」の使い方はやっぱり大事なんだ!
という事を再認識したレッスンとなりました。



# by linaxjp | 2022-08-25 20:27
私はボイストレーナーとして発声法と歌唱法を中心に指導していますが、声と健康については10年前からこのテーマで研究してきて、現在は「健康ボイストレーニング協会」(=現在ウェブサイト制作中)の会長をしています。
つまりは、呼吸法も含めた発声方法を、身体の使い方や鼻、口腔、舌、あご等の顔のパーツの使い方を生活習慣の中に取り入れ、それが自然と改善に向かい健康になっていくというのを目指しています。

第一興商 エルダーチャンネルより ↓



その「健康ボイストレーニング講座」には顎関節症の方も多く見られます。
●口を開けられない、開けると痛い、歯医者さんに行くのが怖い嫌だ という方が多いです。
そういう方は普段から顎に力が入っている、もごもご喋る、舌が動かない という生活習慣の方が多いです。まだほかにも原因はありますが、そういう方々へは、
①あごの力を抜く
②あごの開け方、あごを前に出す(受け口)、あごを上に持って行く方法を掴む
③こめかみ(頭蓋骨とあごの噛み合わせ)をマッサージ
④舌を平らにしてハローボイスを使って喉の奥を開き発声する
という方法をとっています。もちろん生活環境も症状も個人個人が違うのでしっかりヒアリングをした上でレッスンを進めています。
すると2か月後には、ほぼ98%の方が改善されて、食べられるようになった、歯医者行っても褒められる、歌を歌うのが楽しいと皆さんが喜んで下さっています。

そんな中、テレビでとても恐ろしいことを発表していました。

マスクで顎関節症が増えてるんですってよ!ボイトレで顎関節症を改善!_e0124015_11170944.jpg

マスクで顎関節症が増えてるんですってよ!ボイトレで顎関節症を改善!_e0124015_11165247.jpg

マスクをし過ぎて顎関節症になっている人が増えている。。。
とても残念ですね、出来れば顎関節症になって欲しくない。。だって食べられない、味わえないで日々の生活が辛くなってきます。

口が開かないなあと感じてきたら、是非一度私にコンタクトしてみて下さいね。

# by linaxjp | 2022-08-24 11:23
先日、声優Yさん(女性)のボイトレ&カラオケレッスンがありました。
Yさんは声優さんとしてキャリアを持ち、色々なシーンで声のお仕事をしています。
作詞も作曲もやられるので今までオリジナル曲もたくさん音楽配信しています。

さて、今回Yさんが選んできた曲が「陽だまり/村下孝蔵」です。


男性の曲なのでまずキー合わせからしました。
男性と女性のキーは反転と言って半音にしたら6度くらい違います。
元歌の村下孝蔵さんのキーはE♭、Aさんが歌うには+6(=-6)でキーはAメジャーでした。
ここまでキーが反転するともうガラッと曲調が変わります。Aさんが歌うとアイドル曲の様になりました。
とてもキラキラしたいい声で歌っていて、さすがに声優さん!お上手です。
でも、何か違う。。。男性ボーカルの影が見え隠れする。。Yさんの歌ではない。。。なんか惜しい。。

そこで、提案しました。いっそこの曲をアイドルが歌うとしたらどのように歌うと思う?
つまり曲の脚色、歌の色付けです。きっとこんなふうな感じになるよね?とリズムのとり方を変えアイドルっぽいフレーズを取り入れたり、アイドルあるある表現を取り入れて雰囲気を変えて歌ってみました。
すると、Aさんのキャラクターにピッタリはまってきました。
「ああ、こういう表現の仕方もあるんだ。。」と感心していました。
これがボーカルアレンジという作業です。

そうなんです。男性の曲をカバーするときは、キーがかなり変わることが多く、それによって男性ボーカルを意識したまま歌うと失敗します。女性歌唱者の本来の感じが薄れ、取って付けたような歌になります。
女性が歌う場合は歌唱者のキャラクター、声のトーンで違った世界観を出したほうが作品として成り立つのです。

これは演歌曲にもかなり言えていて、だからプロの歌手がアルバムの中にカバー曲を入れる場合は、編曲して世界観を変えて歌うのです。ボーカルアレンジが必須なのです。
実はこの方法はライブなどでセトリに入れる時にも使えます。
あえて男性の曲のカバーと匂わせないことが大事です。そのためにリズムを変える、テンポを変える、アレンジを変えるという手法を使うと歌唱者主体の、まるでオリジナル曲の様になります。
みなさんも是非やってみて下さい。

最後に私が作ったキーのチェンジ方法をアップしておきます。

カラオケでうまく歌うには【男性の曲を女性がカバーで歌う場合】_e0124015_20290891.jpg

カラオケでうまく歌うには【男性の曲を女性がカバーで歌う場合】_e0124015_20293232.jpg





# by linaxjp | 2022-08-23 20:44
マスクをしている時間が長いと、免疫力が低下します。
理由は
●鼻呼吸が口呼吸に変わって呼吸が浅くなる
●口の中が動かないので唾液の分泌量が減少する→唾液の効果が減少
●舌を動かすことが無くなるので口の中が狭くなり滑舌が悪くなる
●声を響かせるポジションが下がり老け声になる(声帯の老化)
まだまだ挙げたらキリがありません。

なので口腔ケアが必要とされています。
一般的に言われている口腔ケアとはボイトレ的用語ではなく医療系において使われる用語です。

口腔ケアとは
口腔ケアとは、歯磨きなどで口の中をきれいに保つだけでなく、健康保持や口腔機能向上のためのリハビリなどを含んだ幅広い内容のことをいいます。歯や歯茎、舌、粘膜、入れ歯を含む口の中の清掃、口腔内や口周りのマッサージ、咀嚼や嚥下のトレーニング、リハビリなどが含まれます。虫歯や歯周病などの口腔内トラブル予防だけでなく、健康的な日常生活を送るために口腔ケアは重要なものとされています。(← フランスベッドのウェブページより引用)
もっと詳しく知りたい方は下記のHPをご覧になって下さい。

私が発声練習の中に口腔ケアを取り入れてからもう8年になります。
そもそもの目的は『老け声の若返り/声のアンチエイジング』でした。
喉を広げ、声帯に負担のない響きを重視する発声は、高齢者向けの発声方法なのです。

若い人たちの発声と違って、高齢者は体力も落ち、あらゆる機能も低下していきます。
その中で若い方たち同じ発声方法をしていて良いはずが有りません。

年齢と共に発声方法をチェンジしていくべきだと考えていました。
「年齢に合わせたボイストレーニングをする」
これは、私独自のコーチングだと自負しています。

それについての自論は追々また書くとして、
1年前の動画ですがコロナ禍において必要と思われ制作した動画をアップしておきます。







# by linaxjp | 2022-08-20 14:09

歌手・ボイストレーナ菅原里奈のメッセージ


by linaxjp